この記事は「体脂肪はつけてから筋トレすべきか?オフシーズンの過ごし方」を要約したものとなります。 YouTube【新・バズーカ岡田チャンネル】は(ほぼ)毎日配信中ですのでぜひご覧ください。
筋肉をつけたい方やオフシーズンの過ごし方で悩んでいる方に向けて、体脂肪をつける事などオフシーズンの過ごし方について解説しています。参考にしてみてください!
日本一の筋肉「相澤隼人」の結婚式に参加し感じたこと
バズーカ岡田です。今日は、先日参加した相澤隼人君、ミスター日本、男子日本ボディビル選手権優勝者の結婚式において感じたことを話したいと思います。
様々なトップビルダーやトップフィジーカーがいました。トップ選手のオフシーズンの体を見て、話を聞いて、感じたことを皆さんにお伝えします。
相澤隼人の「やばい」結婚式
相澤隼人君の結婚式は、とんでもない結婚式で、日本一筋肉量の多い宴席だったと思います。これまでの経験上、あんなにも筋肉量が多い結婚式はありませんでした。
新郎自らがポージングをするという披露宴、これもありえなかったですね。そして、様々なトップビルダーやトップフィジーカーが一堂に会して、比較審査をするという無茶苦茶な会でしたね。楽しかったです。
それで、実は、そのホテルの一室でパンプアップルームを用意していただきました。2ベッドルームで、狭い部屋でベッドとベッドの間に1mちょっとしか隙間がない。壁とベッドの間もそんな感じの部屋で、トップ選手たち6名が脱いで、パンプアップをするというやばい空間になりました。
そこで、MMJの織田さんが撮影をしているという、普通に見たらかなりやばい空間です。
トップボディビルダーのオフの身体を見て気づいたこと
そこで、いろんな方のオフシーズンの体を見ました。その後、ポージングによる比較審査をしている時にも、いろんな選手の体を見ました。彼らの体を見て、そして会話をする中で気がついたことがあります。
筋肉をつけたい、あるいは大会に出たいわけではないけど筋肉をつけたい人が、一度太った方がいいんじゃないか?と相談を持ちかけてくることがあります。そして、オフシーズンどういう食べ方をすればいいのか、どんな体でいるべきなのかということを、特に若い選手は気になるんじゃないかなというふうに思います。
オフシーズンの体脂肪の量は人それぞれ
結論、様々でした。
体脂肪が結構乗っている選手もいれば、割と切れている、あんまり体脂肪が乗ってない人もいました。
で、いろいろ話をすると、体脂肪がたくさん乗っていて、体重がかなり増えている人に対して「羨ましい」というコメントを発しているトップ選手もいました。その方は割と切れてる状態、体脂肪があまりついてない状態で、「食べてもあんまり(体重が)いかないんだよね」と。あまり体重が乗らないんだよねっていうこと言ってました。一方、その絞れている状態を見て羨ましいと思う選手もいるわけです。フィジークの選手なんかもかなり大きくなってましたけど、まあ全然切れてましたよね。
そう、いっぱい体脂肪がついてる人もいれば、ついてない人もいる。体重を乗せたいけど乗せられない人もいる、乗せたくないけど乗ってしまう人もいる、ということでしたね。体質は本当にいろいろあるな、と。
体脂肪が「つく」「つかない」。両方とも才能
体脂肪を体につけられるというのは一つの才能です。質量というのは生物の強さですから。象が一番強いし、カバも強いじゃないですか。質量は強さですから体脂肪をつけられるというのも、ある種の才能です。
また体脂肪がつかないというのも一つの才能で、例えば内臓脂肪が増えすぎて起こる生活習慣病になりにくいというメリットがある。一方、太れないということは、生命の余力(エネルギー)を蓄える事ができないということになりますから、これはデメリットとも考えられます。
様々な角度から考えて、才能、あるいはメリット、デメリットと言えるわけですよね。
私の感想は、総じて皆さんは、ストレスなく過ごしているな、というものです。特に、自分を強烈に律することなく、よく食べて、いいトレーニングをするということをやっているように私には感じられました。皆さんとお話をする中で、そして体を見る中で。
まとめ:オフシーズンの過ごし方
筋肉をつけたいから、その前にたくさん食べて一度太った方がいいんじゃないでしょうか?と思ってる方。これはボディビルコンテストに出ている方も出ていない方も、とにかくストレスなく、トレーニングの記録を伸ばしていけるような状態を作る。そんな食生活が大切です。筋肉をつけるのは良いトレーニングですからね。
ただしたくさん体脂肪をつけると、トレーニング中の可動域が体脂肪の反発によって変わりますし、それが筋肉をアシストしてしまう現象も起きますよね。これらをプラスに捉えるか、マイナスに捉えるかというところはありますが、ただたくさん食べればいい、ストレスなくたくさん食べればいいということではなく、しっかりトレーニングの記録を伸ばしていけるかどうか、ここを中心に考えていければ、いいオフシーズン、別の表現をするならば良い筋肥大期にすることができます。ただし、体脂肪の乗せ過ぎは、血管を含めた内臓への負担も増しますし、トレーニングにとって大切な回復手段である睡眠の質が下がる事もあります。
筋肉をつけたいと思っている方の参考になれば幸いです。バズーカ岡田でした。