この記事は「【超簡単】体重計との最強に都合の良い向き合い方を伝授するボディビルダー」を要約したものとなります。 YouTube【新・バズーカ岡田チャンネル】は(ほぼ)毎日配信中ですのでぜひご覧ください。
体重計との正しい向き合い方を解説しました。毎日の体重変動に一喜一憂せず、長期的な視点での減量を心掛けることが体にもメンタルにも優しいです。1日ではなく、1週間程度のトレンドを重視し、健康的な減量を目指しましょう!
体重計との向き合い方
今日は体重計との向き合い方について解説します。
私も何度も減量、ダイエット(除脂肪)を経験しており、2022年は1月から12月まで除脂肪を行っていました。また、2023 年の4月にはミスターイスラエルボディビル選手権に出場するため、2月頃から再び除脂肪。さらに、11月19日にはプロの世界選手権が控えているため、7月から除脂肪を行っています。
除脂肪はもう慣れたものですが、それでもメンタル面では皆さんと変わらず強くはありません。私が持っているのは知識と経験値だけです。
そんな私が、体重計とどのように付き合っているのか、お話しします。
メンタルを安定させるおすすめの方法
体重の短期的に変動する主な原因は、体の水分や便の量が一定ではないことです。筋肉や体脂肪、その他の内臓器の量も一定ではありませんが、これらが急激に変わることは稀です。筋肉には水分が多く含まれているため、その重量は変動します。しかし、筋肉実質の重量や体脂肪の重量が急激に変わることは少ないです。
毎日体重計に乗ると、体重の変動を見ることができます。体重は、多くの方のダイエットにおいて重要な指標になりますが、だからと言って、毎日体重を計ることは必ずしも必要ではありません。毎日の変動は、体の水分や便の量に大きく左右されてしまうからです。
実は私は、「最低体重を更新した時だけ」記録する方法を推奨します。
都合の良い時以外は記録しないのです。毎日体重計に乗っていると、体重計の数字が確定する前、上昇していくのを見るだけでも、その日の体重の傾向が分かります。「あ、今日は減ってないな」「今日は軽いな」といった感覚です。この方法を採用すると、確実に減少していくだけのグラフを作成でき、心地よいです。そうでないと、グラフが上下に触れるので、メンタルに悪いです(笑)
ダイエット中は、「うまく減らないな、、、」などメンタルが不安定になることがありますから、体重計と上手く付き合う方法を模索することが大切です。私自身もこの方法で体重の増減を理解しつつも、不要な数字にとらわれることなく、メンタルを安定させて長期の除脂肪に取り組めるようになっています。それが結果として大きな除脂肪を生むのです。
「1ヶ月2kg減」=「1週間500g減」ではない
1ヶ月で2キロの体重減少は、割と取り組みやすい目標と言えます。これを週ごとに分けると、1週間で500gの減少が望ましいと考えられますが、人間の体はこのような計算通りには動きません。たとえば、最初の2週間で2キロ落ちることもありますし、残りの2週間はあまり変動しないこともあります。
結論、1ヶ月を通じてトータルで2キロくらいの体重減少を目指しましょう。均等に毎週500gずつ減らなければダメ、という考えは杓子定規すぎるのです。私自身は、月に1キロ程度の減少を目指し、ストレスなく体重を減らしてきました。初めの頃は月に5キロの減少も可能でしたが、それが月に2-3キロになり、さらに月1キロくらいしか減らなくなります。これは、残されている体脂肪の量が少なくなるにつれて、それだけ減少幅も小さくなるためです。
体重計の数字に振り回されすぎることなく、体脂肪の変動と、水分・便の変動を理解し、適切な体重管理を行いましょう。
この方法を活用すれば、心も健やかでいられます。健やかな心でないと、苦行でしかありませんからね。
体重はただの指標であり、コントロールされるものではなく自身をコントロールするもの!
体重という数字はあくまでも指標であり、体重計はその測定ツールでしかありません。私たちが理想の体を手に入れるため、例えばコンテストでのベストコンディションを作り上げるための指標であり、そのために測定ツールとして体重計を使います。
しかし、このツールの数字に振り回されるケースが散見されます。「順調に体重が減っていたのに、だんだん減らなくなってきた。もっと厳しい食事制限をしなきゃ」「体重計に乗るのが怖い」なとです。指標・ツールに振り回されずに、自身をコントロールするために指標・ツールを使うのです。
心がマイナスの影響を大きく受けないために、数字を上手に利用して、自分の心と体を適切に管理しましょう。そもそも減量は長期的なものですので、その期間を体も心も健康的に過ごすことがとても大切です。そうでないと続ききません。続かないものは結果がでないのです。
ということで、今日もトレーニング頑張ってください!